安全安心メール
2015年
12月21日 安全安心メール:空き巣対策の一斉捜索で11人逮捕
警察は、12月17日(木)、空き巣対策キャンペーン「Riegel vor!」の一環として過去2番目の規模となる一斉捜索を実施し、合計11人を逮捕・勾留しました。
夕暮れが早まる冬は、空き巣犯人が室内照明の点灯状況から家人の不在を確認しやすい上、暗闇を利用して住宅に侵入しやすくなります。外出時には室内照明を点灯させて施錠を徹底するほか、「防犯設備の強化」、「隣人との良好な関係の構築」、「速やかな110番通報」を心がけ、空き巣被害の防止に努めて下さい。以下のURLから、当館HPに掲載中の防犯ちらしをご覧下さい。
http://www.deliver.emb-japan.go.jp/c?c=1411&m=1378&v=70cbfb63
18日に警察が発表した空き巣一斉捜索の概要は以下のとおりです。
警察は、市内及び高速道路に設置した検問所で、不審者ら470人と車両311台を捜索した。この結果、ミュールハイムの高速道路で常習空き巣犯人1人を逮捕したほか、ラーティンゲンでは男3人組が乗車する車内で住居侵入用の工具と違法薬物を発見し刑事告発した。また、メルゼンブロイヒでは住居侵入用具を所持した南欧出身で15歳の少女2人を把握した。現在も捜査は継続中であるが、少女はスイスでも窃盗前歴者として把握されており、国際窃盗団の一員とみられる。
さらにデュッセルドルフ市では、Graf-Adolf-Strasseから中央駅付近で、高価な盗品を所持した23歳と30歳の男2人組を逮捕した。Eller地区にある同人らの自宅を捜索した結果、さらに盗品が発見された。
また、ラーティンゲンでは、不法滞在中の41歳と31歳の男2人を発見し、その乗車車両を捜査したところ、オーバーカッセルの空き巣事件現場で目撃された車両と判明した。
このほか、機動隊と刑事警察は、デュッセルドルフ市AckerstrasseとKoelner Strasseの交差点近くにある複数の店舗を捜索して窃盗や空き巣の前歴者ら81人を捜査した。
その後、2件の逮捕状が出ていた男を検挙したほか、麻薬中毒の男を検挙した際に警察官3名が負傷する事案も発生した。
デュッセルドルフ警察は、今後も空き巣犯人らに対する取締りを強化していくと発表している。
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《総領事館からのお願い ~ 誘拐、テロ等の不測の事態に巻き込まれないために》
○日頃から危機管理意識を持ち、外務省の海外安全情報や報道等により、最新の治安情勢を把握するよう努める。
○特にテロの標的となりやすい場所(政府・軍・警察関係施設、欧米関連施設、公共交通機関、観光施設、デパートや市場等不特定多数が集まる場所等)を訪れる際には、周囲の状況に注意を払い、不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる等、安全確保に十分注意する。
○他国への渡航前には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておく。
○3か月以上滞在する方は、緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。
(http://www.deliver.emb-japan.go.jp/c?c=1412&m=1378&v=28d5524b )
(http://www.deliver.emb-japan.go.jp/c?c=1413&m=1378&v=a9f0376c )
○3か月未満の旅行や出張などの際にも安全に関する情報を随時受けとれるよう、「たびレジ」に登録してください。
(詳細はhttp://www.deliver.emb-japan.go.jp/c?c=1414&m=1378&v=98e8001b 参照)