安全安心メール
2016年
1月20日 安全安心メール:女性や児童を狙った犯罪に御注意下さい!
1月15日(金)午後3時頃、メットマン郡ヒルデン(デュッセルドルフの南東約10km)で、8歳の女児が、犬の散歩で公園内を通行中、ベンチに座っていた男に襲われていたずらされる事件が発生し、警察はヒルデンの難民収容施設にいたイラク出身の難民申請者(39歳男性)を逮捕しました。
また、16日(土)午前9時過ぎ、ドルトムント市でも、29歳の女性が、地下横断道を通行中、北アフリカ系とみられる男2人組に刃物で脅されて痴漢行為を受けた上、現金を奪われる事件が発生しており、犯人は現在も逃走中です。
ノルトライン=ヴェストファーレン州では、児童や女性対象の性的犯罪等が多発しています。以下の注意事項を参考に安全対策を徹底して下さい。
【子供向けの防犯対策~地元警察からのお願い】
○子供達が保護者の目が届かない場所に行く際は、注意事項や正しい振る舞いを指導する。
○単独行動は避けて友達等との団体行動を心がける。
○できる限り安全で同じ道を使い、緊急時に助けを求める場所などを把握しておく。
○声をかけられたら、大きな声で明確に自分が望んでいないことを叫ぶ。
○大人に対して「離してください!」という勇気を持つ。
○車両には絶対に近づかない。車の運転手からの質問には大人が対応するべき。
○脅されていると感じたら、大声で周りの注意を引き、すぐに近くの人に駆け寄る。
○逃げること、助けを求めることは臆病なことではない。相手との距離を作る。
○近くに大人がいなければ子供に大声で助けを求める。
○緊急時には携帯電話や公衆電話から警察へ110番通報。いつでも無料で通話可能。
○通学路で怪しい人を見たら、すぐに先生や保護者に伝える。
○保護者との約束を守る。特に時間は守る。
○学校や幼稚園の送迎を保護者間で分担しあう際は、送迎者の氏名を確実に子供に伝える。
【女性向けの防犯対策】
○屋外では常に周囲の状況に注意して隙を見せない。特に携帯電話を長時間使用したり、イヤホンで音楽を聴くなど警戒心のない女性は狙われやすい。
○路上を通行中は、時々周囲を見渡すなどして警戒していることをアピールする。
○帰宅時や人気のない場所を通行する際、不特定多数が集まる場所では、できる限り友人らと複数で行動する。
○夜間の帰宅時は家族に迎えに来てもらう。
○緊急時に備えて防犯ブザーを所持する。
○エレベーターでは乗る前に周囲を確認し、ドアの閉まる直前に乗り込んで来た人には特に注意する。
○エレベーター内で知らない人と二人になったら、背中を見せず、直ぐに非常ベルが押せる位置に立つ。
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《総領事館からのお願い》
○日頃から危機管理意識を持ち、外務省の海外安全情報や報道等により、最新の治安情勢を把握するよう努めてください。
○3か月以上滞在する方は、緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。
(http://www.deliver.emb-japan.go.jp/c?c=1531&m=1378&v=07b07ba9 )
(http://www.deliver.emb-japan.go.jp/c?c=1532&m=1378&v=5faed281 )
○3か月未満の旅行や出張などの際にも安全に関する情報を随時受けとれるよう、「たびレジ」に登録してください。
(詳細はhttp://www.deliver.emb-japan.go.jp/c?c=1533&m=1378&v=de8bb7a6 参照)