大人数が集合する場所における防犯対策

平成30年7月16日
【ポイント】
● ノルトライン=ヴェストファーレン州警察が、お祭り、音楽祭やパーティなど大人数が集合する場所における防犯対策について、ホームページで広報しております。
● 警察は注意する点として、主に暴行・脅迫、盗難、飲食物への薬物等の混入を挙げています。
● また、共通する注意点として、お祭りなどの際に危険を避ける行動を奨励しております。
 
【本文】
1.一般的な留意点
 大人数が集合する場所に行く前に、主催者や警備関係者から安全に関する情報や会場施設などの情報を収集しておくこと。危険を避けることは、臆病だからではなく正常な判断ができるという証左。
 
2.安全を脅かされたり、危害を加えられた場合
 ○ 個人でなくグループで行動してお互いをサポートする。
 ○ 目的地まで群衆の真ん中を通るのでなく、その外周を通行する。
 ○ 大きな声で危害を加えられていることを叫んだり、大きな音を出す物を活
  用する。
 ○ 警備員、会場スタッフや第三者に助けを求める。
 ○ 安全な場所(エイドセンターや相談窓口など)まで引き返す。
 ○ 自衛のために防犯スプレー(催涙スプレーなど)を使用し、相手に怪我を
  負わせてしまった場合、傷害罪などに問われることもある。また、無関係の
  人にスプレーがかかったり、逆に奪われるというリスクが大きい。
 
3.盗難防止と盗難被害にあった場合
 ○ 不要の物は持ち歩かない。
 ○ バッグや貴重品に注意を払う。
 ○ 鍵のかかる金庫やロッカーを活用する。
 ○ 現金は内ポケット、小型のウエストポーチやセキュリティバッグに入れる
  など、小分けにして肌身離さず携帯する。
 ○ 被害にあったら、すぐ警察に届け出る。
 
4.その他
 ○ 知り合いや友人とともに行動し、お互いをサポートする。
 ○ (飲食物に薬物を混入されるなどを防止するため)飲食物は自分で注文し   自分で管理し、席などに置いたままにしない。
 ○ 知らない人間からの飲食物の提供、さらには不審な薬物の提供には十分注
  意する。
 
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在デュッセルドルフ日本国総領事館