総領事館:海外安全メール
在留邦人の皆様へ
先週末(23~24日)、デュッセルドルフ市及びケルン市において複数の強盗致傷事件が発生しておりますのでお知らせいたします。
1.事件概要
(1)7月23日午前1時頃、ケルン市Ebertplatzにおいて、帰宅途上の52歳男性が、男性2名に襲撃されて怪我を負うとともに、所持していた財布や携帯電話が盗まれる事件が発生した。通報を受けて巡回中の警察官が被疑者らを発見逮捕した。
(2)7月23日午後3時30分頃、ケルン市内Waldecker Strasse停留所において、路面電車を待っていた21歳男性が、男性2名に突然顔面を殴られ、所持していたリュックサックが盗まれる事件が発生した。被疑者らは車両を使って逃走した。
(3)7月24日明け方、デュッセルドルフ市Oberkassel(オーバーカッセル)地内Kaiser-Friedrich-Ringにおいて、自転車で通行中の22歳男性が、ナイフを所持していた男性3名の襲撃を受け、靴紐で緊迫されるとともに、所持していたECカードを盗まれた。被疑者らは、被害男性を拘束したままカードの暗証番号を聞き出し、現金を引き出した模様。被疑者の詳細については判明していない。
2.注意喚起のお願い
2015年の犯罪認知件数によると、ドイツの犯罪認知件数は日本に比べて約6倍多い状況になります。特に強盗事件は、日本に比べて約15倍の件数が発生しております。強盗事件の予防や被害拡大防止対策としては、
・夜間や人気のない場所で一人歩きをしない
・犯人を刺激する行動はとらない
・金品より身体の安全を最優先に考えて、不用意に抵抗しない
等が考えられます。
テロや犯罪は、いつ、どこで、誰が、誰を狙って、どのように行われるか等予断を許しません。皆様ひとりひとりが安全や防犯に対する意識を持ち、適切な行動をとるよう心がけていただくようお願い致します。
また、万一に備え、家族や友人、職場等にご自身の滞在先や連絡先を伝えておくようにしてください。
海外渡航や在留の際に、緊急事態が発生した場合、外務省からは随時情報を提供致します。緊急事態の発生に際しては、「たびレジ」や在留届等であらかじめメールアドレスを登録いただいた方には、一斉メールにより、情勢と注意事項をお伝えしています。
■外務省海外旅行登録「たびレジ」(3ヶ月未満の渡航の方)
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/#
■在留届(3ヶ月以上滞在される方)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html
■スマートフォン用「海外安全アプリ」
http://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/oshirase_kaian_app.html
本メールは送信専用ですので、返信はご遠慮ください。
在デュッセルドルフ日本国総領事館