大晦日の州警察の警備体制
ノルトライン=ヴェストファーレン州にお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ
在デュッセルドルフ日本国総領事館
昨年大晦日、ケルンで北アフリカ系の若い男性による女性に対する集団痴漢行為が多発した事件を踏まえ、州警察では、本年大晦日の州内主要都市における警備体制を、人的にも物的にも大幅に強化して対応する方針を打ち出しています。
警察による警備体制は、警察官及び警察部隊を増員するだけでなく、市や民間警備会社と連携して総合的に構築される模様です。基本的な警備コンセプトは「見せる警戒」で、警察官等の姿を多く見せることによる犯罪抑止と市民からの通報届出促進を図るというものようです。
また、警察や市では、主要都市の多数人が集まる場所に防犯カメラや照明設備を増設するとともに、花火や爆竹を禁止するエリアを設定しております(詳しいエリアについては報道や各市、各警察本部のホームページ等でご確認ください)。
警備強化がなされても犯罪が全て未然防止されるものではありませんので、大晦日に外出される場合は、ご自身の安全確保を徹底されるようお願いします。
万一に備え、家族や友人、職場等にご自身の滞在先や連絡先を伝えておくようにしてください。
海外渡航や在留の際に、緊急事態が発生した場合、外務省からは随時情報を提供致します。緊急事態の発生に際しては、「たびレジ」や在留届等であらかじめメールアドレスを登録いただいた方には、一斉メールにより、情勢と注意事項をお伝えしています。
■外務省海外旅行登録「たびレジ」(3ヶ月未満の渡航の方)
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/#
■在留届(3ヶ月以上滞在される方)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html
■スマートフォン用「海外安全アプリ」