スリ被害への注意喚起

平成28年9月7日
デュッセルドルフにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ

 
報道(8月29日付ライニッシュ・ポスト紙)によれば、ノルトライン=ヴェストファーレン州のイェーガー内務大臣が、本年上半期に州内で発生したスリの件数が増加しており、警察は盗難被害防止対策を強化しているとのことです。
 
ポイントは以下の通りです。
 ○ 本年上半期のスリ発生件数は約3万件で昨年比微増
 ○ スリの犯人は「一人が被害者の注意を引き、もう一人が盗む」というパターンで行動し、最も多い手口は、被害者に道や時間を尋ね、その隙に盗むもの
   ○ スリ被害予防策は、貴重品を体から離さないことと、接近してきた人間に注意すること
   ○ スリ被疑者の検挙率は5~6%と極めて低い
 
このような犯罪への対策としては、
   ○  貴重品や荷物から目を離さない
   ○ 貴重品やパスポートなどは着衣内に納める
   ○  人混みや接近してくる人には注意を払う
   ○  現金や携行品は最小限にしたり、分散して携帯する
などが考えられます。
 
万一に備え、家族や友人、職場等にご自身の滞在先や連絡先を伝えておくようにしてください。
海外渡航や在留の際に、緊急事態が発生した場合、外務省からは随時情報を提供致します。緊急事態の発生に際しては、「たびレジ」や在留届等であらかじめメールアドレスを登録いただいた方には、一斉メールにより、情勢と注意事項をお伝えしています。
■外務省海外旅行登録「たびレジ」(3ヶ月未満の渡航の方)
  https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/#
■在留届(3ヶ月以上滞在される方)
  https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html
■スマートフォン用「海外安全アプリ」
  http://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/oshirase_kaian_app.html
 
本メールは送信専用ですので、返信はご遠慮ください。

在デュッセルドルフ日本国総領事館