ケルンにおける京都デーが開催されます。(平成29年1月28日(土))
平成29年1月11日
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Kölner Kyoto-Tag - Besuch im Schatzhaus Japans 「ケルンにおける京都デー」 28. Januar 2017 (Samstag) von 13 - 17 Uhr im Japanischen Kulturinstitut Köln Veranstalter: Deutsch-Japanische Gesellschaft e.V. Köln Mitveranstalter: Japanisches Generalkonsulat Düsseldorf mit Unterstützung von: Stadt Köln und Japanisches Kulturinstitut, Köln |
1月28日、ケルン日本文化会館において「ケルンにおける京都デー」が実施され、一般市民を中心に391名の来場者がありました。
概要は以下の通りです。
オープニングの挨拶(添付ファイル)で、カーニバルと祇園祭に見られるケルンと京都の類似性を指摘した上で、京都は単に伝統と文化の街なのではなく漫画、茶の文化から始まって明治期に琵琶湖疎水によりエネルギー革命を起こし市電を走らせる等、革新とクールさで産業文明をリードしてきたとのプレゼンを行いました。
1.ケルン・京都両市間の交流促進
京都市より富田伸明京都国際観光大使(着付け師)が京都市長親書を持って当地を訪問。ケルン市からはヴォルター・ケルン副市長が出席。
門川市長のケルン市長宛親書を富田京都国際観光大使が「ヴォ」副市長に対して手交するセレモニーが行われました。また門川京都市長のメッセージの代読もありました。
2.京都を発祥とするグローバルな企業の紹介
当地京セラのファウスト(Daniela Faust)広報部長が自社製品と哲学を紹介する講演を行いました。またロビーでは京セラの他、島津製作所がブース展示を実施しました。京都が伝統文化だけでなくイノベーションの分野でも時代の先端を行く土地柄であることアピールしました。
3.京都・ケルンの学術交流の紹介
シェンク(Sabine Schenk)京都大学ハイデルベルクオフィス代表から京都大学の国際化の取組について紹介しました。また当地留学中の京都大学生から京都での学生生活等に関する講演を実施。コーテ(Susanne Kohte)ケルン応用科学大学建築学科教授より京都工芸繊維大学との交流について報告しました。活発な学術交流の現場についてPRしました。
4.インバウンド・ツーリズム
写真家であるバウフォールド(Ian Bauffold)氏が、京都訪問中に撮影した写真とともに、自身の体験した京都の魅力を紹介。京都とケルンの相似性や隠れた京都のクールさに関する講演を実施。ロビーではANAとフジツアーズ(観光会社)による日本観光ブース展示が実施。
5.文化の紹介
富田京都国際観光大使が和服に関する講演、デモンストレーションを実施し、ドイツ人に着物の華やかさのみならず、その背景にある伝統技術の価値について説明。その他、当地児童和太鼓グループ「太鼓キッズ」の演奏、着物着付けワークショップ、折り紙ワークショップを実施しました。