車上ねらいにご注意ください

2021/5/20
【ポイント】
●デュッセルドルフ市をはじめNRW州内各都市では、車上ねらい(自動車等の積荷や車内の金品を窃取する犯罪)が依然として発生しており、十分な注意が必要です。
●新型コロナウイルスに伴う公共空間における厳格な規制により、昨年中、街頭犯罪の発生件数は大幅に減少しましたが、街頭では依然として車上ねらい等の事案が断続的に発生していることから、下記「3」の防犯上の留意事項も参考に、十分に注意してください。
 
【内容】
1.NRW州内各都市では、車上ねらい(自動車等の積荷や車内の金品を窃取する犯罪)が依然として発生しています。今月もデュッセルドルフ市内中心部で被害が発生しており(事案概要参照)、引き続き、十分な注意が必要です。
<事案概要>
被害者は、5月12日(水)19時ころ、スーパーマーケットで買い物をするため、デュッセルドルフ市インマーマン通りの路上駐車スペースに自家用車を駐車の上、財布等を携帯し、その他の貴重品が在中したバッグを車内の座席に置いたままにして車両を離れた。約10分後、被害者が車両に戻ったところ、同バッグが何者かによって盗まれていることに気が付いた。なお、被害者は車両を離れる際、メカニカルキー(アナログキー)を用いて施錠をしたつもりであったが、車両に戻ると車両のドアは無施錠状態となっており、確実に施錠がなされていなかった可能性もあり。
 
2.新型コロナウイルスに伴う公共空間における厳格な規制により、昨年中、NRW州内の街頭犯罪(強盗、スリ、車上ねらい、器物損壊等を含む)の発生件数は大幅に減少しましたが、犯人は我々の一瞬の隙を狙っており、依然として被害が発生しています。特に高級車が多く見られる地区では、車上ねらいや自動車盗が多数発生する傾向があります。
なお、車両への侵入の主な手口は、以下のとおりです。
●工具を用いた車両窓ガラスの叩き割り
●車両の所有者がスマートキーを用いて施錠する際、特殊な装置を用いて、スマートキーから発信される電波を妨害(ジャミング)し、施錠を行わせない(車両の所有者は施錠したつもりになっており、無施錠であることに気づかない)
●特殊な装置を用いて、自宅等に保管されたスマートキーから発信される電波を盗み、盗んだ電波を用いて車両を解錠する(リレーアタック法)
 
3.車上ねらいに関する防犯上の主な留意事項は、以下のとおりです。
●駐車の際は、短時間であっても全ての窓が閉まっていることを確認し、必ず鍵をかけること(キーを差したまま車から離れない)
●メカニカルキー(アナログキー)及びスマートキー共に、施錠を行う場合は、一度ドアを引くなどして確実に施錠が行われたことを確認すること
●車両内にバッグ等犯人の標的となり得る物品を置いたまま、車両から離れないこと
●ガラスの叩き割り等の振動に反応する警報装置等の防犯用品を設置すること
●スマートキーから発信される電波を盗まれないようにするため、スマートキーについては、持ち歩く際は電波を遮断するキーケース・ポーチに入れる、自宅では電波を遮断する金属製の缶ケースに入れるなどして保管すること
●人通りの少ない暗い場所での駐車は極力避け、係員、警備員が常駐している明るい駐車場や、防犯カメラ、強固なシャッター等防犯設備が整った駐車場を利用すること
●万一、被害に遭ってしまったら、速やかに最寄りの警察署に被害の事実を届け出ること