空き巣の犯行手口や各種傾向について
【ポイント】
●空き巣は11月から翌1月にかけて最も多く発生し、特に金曜日に多発。
●通りに面し、塀等に囲まれている一戸建てが狙われる割合が最多。
●空き巣と思われる者を発見したら、即110番通報。
【内容】
11日付ライニッシュポストに、ノルトライン=ヴェストファーレン州刑事局で本年作成した「空き巣」に関する総合レポートの概要についての記事が掲載されておりましたので紹介します。
1.時間的傾向
(1)一年の中でも、暗い時間帯が長い11月から翌1月にかけての被害が最も多い。
(2)一週間のうち、最も被害が多いのが金曜日で、日曜日は最も少ない。
2.場所的傾向
(1)空き巣犯にとって、最も重要な要素は「逃走経路が確保されている」「外部からの視認が遮へいされている」こと。具体的には、行き止まりではなく通り沿いで、高い塀や茂みに囲まれた住宅。なお、アウトバーンからの距離とは無関係に、幹線道路にアクセスしやすい場所が狙われる。
(2)特に高齢者が住む一戸建て(2世帯、3世帯が入居する住宅を含む)が狙われやすい。
(3)都市部では集合住宅での被害も多く、特に地上階での被害が集合住宅全体の55%に上る。
3.侵入方法の傾向
(1)侵入口の割合は、テラスやベランダ(45.3%)、窓(33.6%)、玄関ドア(17.6%)。
(2)侵入方法の割合は、道具(マイナスドライバー、バール等)を使用した窓の隙間部分やドア鍵部分のこじ開け(82%)、ガラス破壊など単純な暴力を使用した侵入(12.4%)、上部を斜めに開放している窓からの侵入(4.9%)。
州刑事局は、最も良い対策は「住民同士の眼」と「警察への即通報」であるとしています。空き巣と思われる人物を発見した際は、躊躇せずに110番通報してほしい旨呼びかけています。
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