広報文化

総領事館の文化行事 【 2008年 】


 「第一回NRW州における日本スピーチ・コンテスト」
2008年3月2日
於:デュッセルドルフ大学 
 

当館では、2008年3月2日、「第一回ノルトライン・ヴェストファーレン州における日本スピーチ・コンテスト」を実施しました。NRW州で日本語を学んでいるドイツ人の日頃の学習成果発表の場となるこのコンテストでは、小・中・高校生および大学生の他、市民大学等で日本語を学ぶ30歳までを対象としました。審査の結果、「成人の部」ではクレーフェルト出身のツィクデム・ゲーディクさん(22歳)、「児童の部」ではデュッセルドルフ出身のウンディーネ・ヴィンケルスさん(15 歳)が各々一位となりました。

 
 

2007年10月よりデュッセルドルフ大学現代日本学科に在籍するトルコ人3世のゲーディクさんは、当市在留邦人に対するドイツ人とトルコ人の見方について発表し、審査員から最高評価を得ました。ゲーディクさんには賞品として森正孝全日空ドイツ・中欧地区統括支店長より日本往復航空券が贈られました。また、ウンディーネ・ヴィンケルスさんは日本とドイツの高校生を比較するスピーチを行いました。

 
   
左:森正孝ANAドイツ・中欧地区統括所長  中央:ゲーディクさん  右:丸尾総領事
 

「児童の部」で二位となったのは少年サッカーにおける日独比較について発表したレアンダー・ヴィンケルス君(12歳)、また三位になったナタリー・シーファーシュタインさん(16歳)は日本交換留学の思い出を語りました。「学生の部」の二位はボーフム大学生のマーヴィン・ポーキースさん(20歳)、三位はデュッセルドルフ大学のクリスチアン・モルゲンシュテルンさん(22歳)でした。また、上田ケルン日本文化会館長からの特別賞はヴァネッサ・シャールさん(19歳)、丸尾在デュッセルドルフ日本国総領事からの特別賞はジェニファー・ベーレさん(26歳)に贈られました。

 
    
写真左:レアンダー・ヴィンケルス君   写真右:ヴァネッサ・シャールさんと上田館長
 

多岐に渡るテーマについて日本語で発表された計23人の スピーチ(約3分)に、約80人の観客は興味深く聞き入っていました。スピーチの後には審査員との日本語による質疑応答も行われました。審査委員長の上田ケルン日本文化会館長をはじめ各審査員からは、各参加者の発表内容の充実ぶりと高い日本語学習意欲に賞賛の言葉が贈られました。最後に、丸尾総領事による表彰式が執り行われ、各受賞者に賞状・賞品が授与されました。

 
 
 審査員席
 

国際交流基金が2006年に行ったアンケート調査によると、世界133ヶ国で2980万人が日本語を勉強しているとのことです。そのうちドイツ国内の学習者数は11.945人で、欧州ではフランス、イギリスに続き第三位となっています。ノルトライン・ヴェストファーレン州の日本語学習者数は3.919人で、その内訳は大学での学習者が2.222人。ギムナジウム469人、市民大学が783人、その他教育機関が445人となっています。

  本催しに関する地元新聞記事(ライニッシェ・ポスト紙): PDFデータ 
本催しに関する地元新聞記事(ヴェストドイチェ・ツァイトゥング紙):PDFデー  

 


 
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