広報文化

総領事館の文化行事 【 2008年 】


  「岸ミツアキ・トリオ ドイツ公演」
2008年10月16日~21日
 


2008年10月15日~22日に、ジャズ演奏家として国際的に高い評価を得ている岸ミツアキ・トリオがノルトライン=ヴェストファーレン州を訪問しました。トリオは、岸ミツアキ氏(ピアノ)、荒玉哲郎氏(コントラバス)、田中ヒロシ(ドラム)の3名。岸ミツアキ・トリオは、ノイス郡ユッヘン市ディック城(16日)、デュッセルドルフ市トーンハレ(18日)、ドルトムント市芸術文化史博物館(19日)、ヴィリッヒ市ネーアゼン城(21日)における計4回のコンサートを開催しました。ユッヘン市におけるコンサートはノイス郡及び総領事館の主催、ヴィリッヒ市におけるコンサートはヴィリッヒ市経済振興局、ヴィリッヒ市日本人会及び総領事館の主催で行われました。その他、デュッセルドルフ市及びドルトムント市におけるコンサートは、それぞれトーンハレ及びドルトムント国際交響楽団の主催で、総領事館も後援させて頂きました。今次公演は、日独の協賛企業(ANA、メトロ、スイスホテル)の協力により実現されました。各公演とも盛況で、在留邦人のジャズ愛好家の方にもお越し頂けました。

 

ディック城公演
 
 

ディック城におけるコンサートは、ノイス郡との協力で開催され、パット・ノイス郡長他、政界・財界・文化界からの約100名の聴衆がありました。岸ミツアキ氏の関西特有のジョークを交えた曲の解説や、和歌山県民謡の「まりと殿様」や、「ローレライ」やロベルト・シューマン作曲の「トロイメライ」等、日独の楽曲のジャズへのアレンジや高いパフォーマンスに、聴衆はスタンディング・オベーションを行いました。

 


ディック城公演

 

また、ネーアゼン城におけるコンサートは、ヴィリッヒ市経済振興局、ヴィリッヒ市日本人会との共催で開催されました。コンサート前には、中部ニーダーライン商工会議所の経済関係のイベントが開催され、日独の財界のコンタクトが形成されました。公演には主催者のハイエス・ヴィリッヒ市長、木村ヴィリッヒ市日本人会会長の他、ラビッシュ・デュッセルドルフ大学学長(当時)他の出席が得られました。

 

左:ハイエス市長 中央:ネーアゼン城公演 右:稲留氏
 
 

デュッセルドルフ市トーンハレ及びドルトムント市芸術文化史博物館で行われたコンサートも、聴衆の大きな拍手喝采を受け、大盛況でした。

公演においては、日本の楽曲の演奏に加え、法被(岐阜県群上八幡産の藍染)や着物(奄美大島、大島紬産)等の日本の伝統衣装も紹介されました。今回の公演を通じ、外国の文化を吸収し、日本流に発展させる日本人の資質の高さを示すことにもつながりました。

 

デュッセルドルフ・トーンハレ公演


ドルトムント公演
 
 

【 協賛企業 】





 


 
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