広報文化

総領事館の文化行事 【 2008年 】


   ドイツ国際平和村祭における
「マンガ・ワークショップ」
2008年9月13日
於:ドイツ国際平和村 
 


2008年9月13日(土)に、ドイツ国際平和村の「平和村祭」に参加しました。

ドイツ国際平和村は、アフガニスタン、アンゴラ等アフリカ各国、コーカサス地域等、紛争地域の子供達で母国では治療を受けられない子供を受け入れ、ドイツ国内での治療後、母国へ再び送還する活動を行っています。平和村の国際的な認知度も高く、日本でもメディアを通じてその活動が広く知られています(女優東ちづる氏が数度、平和村を訪問、TV番組「世界ウルルン滞在記」で放映) 。平和村の活動資金はすべて寄付金に拠るもので、日本からの寄付金は寄付金全額の約2~3割を占めています。さらに、日本人職員(2名)に加えて、住み込みの日本人ボランティア18名ボランティアの内13名が日本人)、通いの日本人ボランティア(4名)の方々(2008年10月1日現在)が活動されているなど、平和村に対する日本の貢献は大きいといえます。平和村は普段は一般市民が立ち入れない施設ですが、年に一度の「平和村祭」では施設が一般公開され、地元市民と平和村の子供達との交流の場が提供されます。

 

 

当日は天気の崩れもなく、地元市民やさらに日本人も含めて多数の訪問客がありました。毎年、邦人の社会団体がボランティアで参加していますが、今年は、盆踊りグループ「ふるさと2000」、さくらコアーとメナーコアーの合唱団が参加、さらにたこ焼きなど日本食の屋台も出されました。

 
 

本年、当館は、昨年の「日本の伝統の遊び」を紹介した行事に引き続いて参加し、日本の現代文化であるポップカルチャーを紹介するために、ドイツ在住の日本人マンガ家姉妹「プリン&海こんぶ」さんをお招きして、マンガ・ワークショップを開催しました。

 


   
 

喜怒哀楽をどう絵で表現するかという実演の後、子ども達は柔軟な想像力と発想を使って、色んな表情のバリエーションを思い思いに描いて楽しんでいました。「プリン&海こんぶ」さんの鮮やかな描きぶりと技術の高さに子ども達から拍手がおこりました。平和村の子ども達と地元の子ども達にマンガという日本文化の一側面を紹介するともに、彼らの交流のよい機会も提供できました。

 
 
ドイツ国際平和村: http://www.friedensdorf.de
 

 


 
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